12月6日WordPress5.0リリース!更新方法とおすすめの更新時期は?

12月6日WordPress5.0リリース!更新方法とおすすめの更新時期は?
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WordPress5.0は、この記事を書いている本日、12月6日にいよいよリリースされます。
WordPress5.0は15年来の編集画面から、新エディター『Gutenberg』に変更されます。

Gutenbergでは、ブロックシステムを採用することで多様なコンテンツを簡単に埋め込むことができ、直感的かつ柔軟にレイアウトを変更できるようになります。GutenbergとWordPress5.0の安定は、多くのWordPressユーザー、WordPressサイトにメリットがあることは間違いありません。

ただ、これまでの編集画面とは大きく異なるため、運用面や互換性の観点からWordPress5.0へのアップグレードに慎重になる必要があります。今回は、WordPress5.0のアップグレードする時期に迷っている方のために、時期の決定や移行時を成功させるために必要なことを解説していきます。

新エディターが採用された理由は?

なぜ、WordPressは今まで使い続けた編集画面を捨て、新エディター『Gutenberg』を採用したのでしょうか。WordPressを運営するAutomattic社のCEO『Matt・Mullenweg(マット・マレンウェッグ)』の言葉を要約すると、

「WordPressの初めてのユーザーエクスペリエンスを簡素化し、投稿や記事がWebウェブ上でどのように表示されるかを視覚的に表現することが目標」

と語っています。

新規WordPress利用者に向けて

WordPressは素晴らしいCMSですが、旧エディターで高度なレイアウトを実現しようとすると、どうしてもHTMLやCSSといった知識が必要になります。そこで、ブログサイトやWebサイトを解説しようとする初心者でも、簡単に投稿できるシステムを開発したということですね。

競合CMSに勝つため

現在、世界のWebサイトの3分の1で利用されていると言われるWordPressですが、競合がいないわけではありません。「Drupal」や「MovableType」、「Joomla!」をはじめとして、様々な特徴を持つCMSが開発されています。こうした競合に勝つためにも現状に甘んじるのではなく、より時代に合った開発を行なっていかなければならないんですね。

WordPress5.0への更新方法は?

いつも通り、WordPressの管理画面のサイドメニューの「ダッシュボード」から「更新」をクリック。最新のWordPressに更新することでアップグレードが可能です。(なお、記事執筆時点では、まだアップグレードが確認できていません。)

WordPress5.0で起こりうる問題とは?

WordPressは15年以上も運営されており、その間、今回のような編集画面が大きく変わるような変更はありませんでした。そのため、今回のGutenberg採用に当たって、これまでは起こらなかったような問題が起こる可能性があります。

更新されていないプラグインの不具合

当然ですが、これまでのプラグインは旧エディターを前提に作られています。Gutenbergへの移行で不具合が出る可能性は高いと言えるでしょう。特に古いプラグインの中には、すでに開発チームがなくなり長期間更新が止まっているようなものもあります。

編集機能をカスタマイズされるプラグインが無効化される程度なら大きな問題はありませんが、サイトの表示などに関わる可能性も0ではありません。数年間更新されていないようなプラグインには要注意です。

更新されていないテーマの不具合

プラグインと同様に古いテーマについても注意が必要です。現在でも開発が続いているテーマなら、現在までにGutenbergで問題がないことを確認、あるいは、問題を解決する更新を行なっているはずです。お使いのテーマの更新が数年間止まっているようであれば、WordPress5.0へのアップグレードには十分なテストが必要です。

ホスティングサービスによる自動アップデート

レンタルサーバーのWordPress専用プラン等で契約している場合、WordPressの自動アップデートが行われる場合があります。自分の意思に反したアップグレードが行われ、サイトに影響が出る場合があるため、注意してください。

WordPress5.0移行のトラブルを回避する方法は?

上記のような問題を回避したいという場合は、「Classic Editor」プラグインを事前にインストールしておきましょう。Classic Editorをインストールして有効化しておけば、仮に自動でWordPress5.0にアップデートされたとしても旧エディターを使用し続けることができます。

ただし、WordPressの開発自体はGutenbergを軸に移っていくため、旧エディターをいつまでも使い続けられるわけではありません。

Classic Editorプラグインのサポートはいつまで?

WordPress公式ブログによると、『Classic Editorプラグインのサポートは2021年末まで』とのこと。一応、2021年末でサポートを継続するかを再検討するということですが、サポート終了の可能性も考えて動いておくべきでしょう。

約3年間というのは、決して短い訳ではありませんが、サイトの規模によっては長いとは言えない期間です。大規模なサイトでは、記事の作成フロー等も含めて移行のための準備は早めに行なっていく方が良いでしょう。

おすすめの更新時期はいつ?

いつかはWordPress5.0に、そして『Gutenberg』に移行しなければなりません。
では、いつ頃、移行するのが良いのでしょうか?

オススメは約6ヶ月程度様子を見てから!

新規に立ち上げるサイトも含めて、一般的なサイトの場合は6ヶ月程度様子を見てから、WordPress5.0に上げることをおすすめいたします。

メジャーアップデート直後はセキュリティリスクが高い

WordPressに大きな変更や機能追加が行われるメジャーアップデート(今回の「4.9.○ → 5.0」のようなアップデート)では、どうしても不具合やバグが多くなります。そして、その隙を狙ったハッカーによる攻撃が行われます。

2017年に起きたWordPressのバージョン「4.7」、「4.7.1」の脆弱性に対して行われた攻撃では、なんと155万ものサイトが被害にあったとされています。

状況が落ち着いてからアップデートしよう

すでにWordPressの開発チームからは、発見済みの不具合の修正のため、1ヶ月に2回という早いペースでアップデートしていくことが発表されています。6ヶ月というのはひとつの目安に過ぎませんが、こうしたセキュリティや不具合の問題が落ち着いてからアップデートすることをお勧めします。

WordPress5.0にしなくても「Gutenberg」は使える

また、WordPress5.0にしなくともプラグインをインストールすることで、Gutenbergが使えます。WordPress初心者の方やGutenbergを試したい方は、バージョンアップよりもこちらの方法がおすすめです。

Gutenbergプラグインのインストール方法

サイドメニューのプラグインの新規追加をクリック。検索バーに「Gutenberg」と入力して検索。

Gutenbergのインストール方法

「今すぐインストール」ボタンを押し、インストールが完了するとボタンが「有効化」に変わるので、再度クリックすればGutenbergが使えるようになります。

古いバージョンのWordPressのダウンロード

また、古いバージョンのWordPressはこちらでダウンロードすることができます。(12月6日時点での最新バージョンは4.9.8)

古いWordPressのダウンロード方法

WordPress5.0への移行時期を考えよう

いかがだったでしょうか。
WordPress5.0と「Gutenberg」へ移行する時の問題と、おすすめの移行時期について解説しました。

今すぐの移行はおすすめしませんが、WordPressを使い続ける以上はいつかは通らなければならない道です。自分のサイトの状況を鑑みてWordPress5.0、Gutenbergへの移行時期を考えていきましょう。

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