アドウェアとは?被害事例と対策方法をご紹介

アドウェアのイメージ
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アドウェアとは、広告の表示を目的にした無料のソフトやアプリのこと。

アドウェアは、鬱陶しかったり、迷惑な表示以外にも被害を及ぼす可能性があることを知っていますか?

今回は、アドウェアに感染すると起こり得る被害とその対策方法をご紹介します。

アドウェアとは

アドウェアとは、無料のソフトやツールを利用しているときに表示されるポップアップやツールバー・警告表示などによってダウンロードを促したりする広告のことをいいます。

誰しも何度も表示される迷惑な広告を見たことがあるのではないでしょうか。
アドウェアは迷惑ではあるものの、害のない宣伝や警告を表示しているものが多くあります。

しかし、中には「マルウェア」のような動きをするアドウェアも存在するのをご存知でしょうか。
次に、もしアドウェアに感染していた場合、どのような被害が起こるのか解説していきます。

アドウェアによる被害

アドウェアに感染していた場合、次のようなことが起こりえます。

・ポップアップ広告の強制表示
・ソフトの購入をすすめられる
・ブラウザハイジャッカーによる個人情報漏洩

ポップアップ広告の強制表示

1番よくみるアドウェアなのではないでしょうか。

ソフトやアプリ・Webを閲覧している際に、製品の広告や製品版の告知・その他製品を行うポップアップが突然表示されるようなパターンです。

迷惑な表示だけであれば良いですが、執拗に表示される場合や閉じることができない場合は注意が必要です。

ソフトの購入をすすめられる

例えば、「あなたのPCはウイルスに感染しています。すぐにセキュリティスキャンを行ってください」というようなソフト購入をすすめられる表示。

購入することは悪くありませんが、場合によっては何も機能しないようなソフトを提供している可能性もあります。

提供している会社や開発者が明確なソフトか信頼できるか確認してから、購入・インストールするようにしましょう。

ブラウザ・ハイジャッカーによる個人情報漏洩

ブラウザの画面や設定・ツールバーなどを変更されてしまうのも、アドウェアの感染によって起こりえます。
よく知られているのは「Hao123」や「Babylon Search」と行ったホームページに変更されてしまっている状態です。

使用しづらい状態だけでなく設定の変更などが行われてしまうことから、個人情報が盗まれてしまう可能性もあるためハイジャックされていた場合は、早急に対応する必要があります。

アドウェアの被害事例

アドウェアの被害事例を2つご紹介します。

偽アプリに注意、バックグラウンドで動作

偽Androidアプリが全世界で900万回もダウンロードされ、全画面の広告表示意外にも端末ロック解除操作の監視・アイコンの隠蔽をこない、バックグラウンドで動作が継続していることが判明。

バックグランドで動作し続けていると15分から30分毎に広告を表示するなどの挙動が確認されています。

トレンドマイクロ社は、不正なアプリやWebサイトのブロックに対応したウイルスバスター モバイルなどのセキュリティソフトによる対応をすすめています。

当時、その他ユーザー情報や設定を取得・変更していたという報告はありません。

トレンドマイクロ社による発表

新種のアドウェア「LightsOut」

新種のアドウェア「LightsOut」は、Google Playで提供されていた22本のアプリにしこまれ、合計で150〜750万ダウンロードされていたとセキュリティ企業のCheck Point Software Technologiesが報告しています。

LightsOutのコードは、ユーザーの端末に広告を表示させ、不正に広告収入をえており、電話など操作するたびに表示。有料版を購入しても尚、執拗に広告表示を続けられたユーザーもいたそうです。

Google Playでは、この他にも今までにマルウェアに感染したアプリなども発見されているため、ダウンロードする際には注意する必要があります。

Check Point Software Technologies社による発表

アドウェアの対策

アドウェアの対策は以下のようにとても簡単ですが、意識をしていないと忘れてしまうことも多いので、組織で行う場合は全体での周知や意識が重要になります。

  • 開発元が不明、信頼がないソフトのインストールは避ける
  • 不審なWebサイトからのダウンロードは避ける
  • 広告表示をブロックできる設定をしておく
  • セキュリティソフトの導入

開発者不明や信頼のないソフトのインストールを避けることで、アドウェアの感染を防ぐことができるだけでなく、他のマルウェアの感染を未然に防ぐことができます。
Webサイトの訪問やダウンロードも同様です。

その他にも、アドウェアの表示をブロックできる設定がソフトやブラウザによってある場合は、設定しておくことで感染するリスクを低くすることができます。

不安な場合は、アドウェア駆除するソフトやセキュリティソフトを導入することによって対策することも可能ですので、検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

アドウェアは鬱陶しく迷惑な広告表示だけでなく、ソフトやアプリによっては悪意ある動作するサービスもあるため注意が必要です。

誰しも無料のソフトやアプリを使いたいと思いますが、アドウェアによる弊害があることを理解し、対策で紹介したことを意識するだけでも被害に合うリスクを低減することができます。

対策が難しい、悪意あるアドウェアかわからない場合はセキュリティの専門家のいる企業に相談してみてはいかがでしょうか。

土井純也

土井 純也

WordPressスペシャリスト
株式会社PLATE TECHNOLOGY 取締役
1985年北海道生まれ。200社以上のWordPressサイトの制作を担当し、「wp.support」では一部上場企業を含め、様々なサイトのWordPress保守・セキュリティをサポートしている。

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