カスタマイズ 2023.10.04

WordPress管理画面の配色を好きな色にカスタマイズする

この記事を書いた人

株式会社e2e wp.geek編集部

WordPressサイト制作サービス「wp.make」やWordPress保守・運用サービス「wp.support」などを展開する株式会社e2eの情報発信チームです。お客様の課題解決に役立つ、WordPressの最新情報をお届けいたします。

はじめに

WordPressに慣れてくると、管理画面の見た目に少し変化を加えてみたくなりませんか?今回はWordPressの管理画面を自分の好きな配色にする方法について書こうと思います。

管理画面の配色を変更する

デフォルトの配色から変更する

まずはデフォルトで設定されている配色に変更してみましょう。
管理画面の配色は、ユーザーメニューのプロフィールで設定できます。
プロフィールを開くと、「管理画面の配色」という項目があります。
デフォルトでは、9種類のカラーテーマが設定されています。
WordPress管理画面のデフォルト配色

カラーテーマのラジオボタンをクリックすると、テーマが切り替わります。

自分で配色をカスタムする

自分で配色をカスタムするときは、以下の手順になります。

  1. デフォルトのCSSファイルの場所を確認
  2. デフォルトのCSSファイルをコピーして新しいディレクトリとCSSファイルを作成
  3. 好きなカラーコードに変更
  4. functions.phpにコードを追加
  5. 管理画面でオリジナルのカラーテーマを適用

CSSファイルの場所を確認する前に、今回使用する関数の説明をします。

wp_admin_css_color

デフォルトで設定されているテーマではなく、自分で好きな色を設定したいときは、wp_admin_css_color関数をfunctions.phpに記述します。[^1]

wp_admin_css_color関数は、管理画面に適用するCSSを新しく登録する関数です。
引数については、$key,$name,$url,$colors,$iconsの5種類あります。

引数 説明
$key string グローバル変数$_wp_admin_css_colorsのキー。
$name string 「デフォルト」や「ライト」のような、画面に表示される名前。
$url string CSSファイルのパス。
$colors array カラーテーマに表示される色。
$icon array svgの色の設定。

$_wp_admin_css_colorと、$urlに指定する値についてはこの後説明します。

関数の説明が終わったので、手順に入ります。

手順1. デフォルトのCSSファイルの場所を確認する

それでは、デフォルトのCSSファイルの場所を確認しましょう。
先ほどのwp_admin_css_color関数の中身を見てみます。[^2]

グローバル変数$_wp_admin_css_colorsに、配列を新しく入れています。
では、$_wp_admin_css_colorsの中身を見てみましょう。

すると、このような値が返ってきます。

array(9) { [“fresh”]=> object(stdClass)#8259 (4) { [“name”]=> string(15) “デフォルト” [“url”]=> bool(false) [“colors”]=> array(4) { [0]=> string(7) “#1d2327” [1]=> string(7) “#2c3338” [2]=> string(7) “#2271b1” [3]=> string(7) “#72aee6” } [“icon_colors”]=> array(3) { [“base”]=> string(7) “#a7aaad” [“focus”]=> string(7) “#72aee6” [“current”]=> string(4) “#fff” } } [“light”]=> object(stdClass)#8257 (4) { [“name”]=> string(9) “ライト” [“url”]=> string(62) “http://localhost:8080/wp-admin/css/colors/light/colors.min.css” [“colors”]=> array(4) { [0]=> string(7) “#e5e5e5” [1]=> string(4) “#999” [2]=> string(7) “#d64e07” [3]=> string(7) “#04a4cc” } [“icon_colors”]=> array(3) { [“base”]=> string(4) “#999” [“focus”]=> string(4) “#ccc” [“current”]=> string(4) “#ccc” } } [“modern”]=> object(stdClass)#8258 (4) { [“name”]=> string(9) “モダン” [“url”]=> string(63) “http://localhost:8080/wp-admin/css/colors/modern/colors.min.css” [“colors”]=> array(3) { [0]=> string(7) “#1e1e1e” [1]=> string(7) “#3858e9” [2]=> string(7) “#33f078” } [“icon_colors”]=> array(3) { [“base”]=> string(7) “#f3f1f1” [“focus”]=> string(4) “#fff” [“current”]=> string(4) “#fff” } } … }

長いので一部を抜き出します。すると、[“light”]の中に ["url"]=> string(62) "http://localhost:8080/wp-admin/css/colors/light/colors.min.css"と書いてあるのがわかります。

[modern]の部分を見ても、urlの値が「http://〜〜/colors/」までが共通していることがわかります。これでカラーテーマのCSSがどこにあるかはわかりました。次に、カラーテーマのCSSを見ながら、実際にCSSファイルを作成します。

手順2. デフォルトのCSSファイルをコピーする

カラーテーマのCSSはとても長いので、デフォルトのファイルをコピーして、画面に表示されている4色を変更する形で行います。
CSSファイルの置き場所ですが、今回は自作のテーマディレクトリ配下にします。

テーマディレクトリ配下に、customディレクトリを作成し、その中にcolors.cssを入れてください。
私の場合は、themes/practice/assets/css/ にcustomディレクトリを作成しました。
practiceは、自作テーマの名前です。
colors.cssの中身には、wp-admin/css/colors/light/colors.cssの中身をコピーします。

次に、わかりやすいように、カラーテーマをライトに変更します。そのあと、配色に使われているメインの4色を探します。

ライトの設定

検証モード[^3]も使いながら4つの色を探すと、

白: #e5e5e5,
灰色: #888,
オレンジ: #d64e07,
青: #04a4cc

であることがわかりました。
変更する場所のカラーテーマがわかったので、CSSのコードを書き換えます。

手順3. 好きなカラーコードに変更する

custom/colors.cssの中で、上にあげた4つのカラーコードを検索し、自分の置き換えたい色のカラーコードに置き換えます。
私の場合は、

#e5e5e5 -> #323296,
#888 -> #000,
#d64e97 -> #9696ff,
#04a4cc -> #3c3cb4

に置き換え、文字の色も#333 -> #c8c8ffに、サイドバーの白い部分も、#fff -> #323296というように置き換えました。
これでディレクトリと呼び出すCSSファイルの準備が完了しました。functions.phpに記述しましょう。

手順4. functions.phpにコードを追加

functions.phpに上にかいたwp_admin_css_color関数を記述します。

この時にurlに入れる値ですが、私のようにテーマディレクトリの配下に設置したのであれば、content_url("/themes/(テーマ名)/(配置した場所のパス)")のように書きます。
content_urlは、wp-contentディレクトリのurlを取得し、引数に入れたパスとつなげてくれる関数です。

themesディレクトリはwp-contentディレクトリ配下にあるため、このようにする必要があります。

これで、管理画面に「カスタムテーマ」という名前のカラーテーマが追加されます。

手順5. 管理画面でオリジナルのカラーテーマを適用する

管理画面に戻り、「ユーザー」メニューの「プロフィール」ページに移動すると、「管理画面の配色」の欄に、「カスタムテーマ」というテーマが追加されています。ラジオボタンをクリックして、適用ボタンを押すと、カラーテーマが適用されます。

カスタムの設定

まとめ

  1. 管理画面の配色の変更は、「ユーザー」メニューの「プロフィール」から行う。
  2. 管理画面の配色の追加は、wp_admin_css_color関数を用いて追加する。
  3. デフォルトで入っている配色のCSSは、wp-admin/css/colorsの中に入っている。

今回は説明ということもありメインの配色のみを変更しましたが、細かい部分まで変えたい場合は、CSSファイルをコピーして、あたっているCSSの値を1つ1つ変更してください。
公式のカラーテーマのCSSは、WordPressのgithub上で公開されています。[^4]

参考記事 URL

1.wp_admin_css_color
2.wp_admin_css_color_source
3.デベロッパーツールを使用してタグを確認する
4.カラーテーマファイル

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