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2022.08.02基礎知識

【2022年最新版】CMS比較7選!最もおすすめのCMSはどれ?

この記事を書いた人

土井 純也

WordPressスペシャリスト・エンジニア/株式会社プレート 取締役

1985年北海道生まれ。200社以上のWordPressサイトの制作を担当し、「wp.support」では一部上場企業を含め、様々なサイトのWordPress保守・セキュリティをサポートしている。

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Webサイトの運用を行う上で、記事を入稿するたびに新しくページを作る作業を行うことは、非常に手間がかかります。

継続的なコンテンツの入稿を行うにあたって、手間を大幅に減らせるのがCMSです。CMSを使用することで、比較的簡単にWebサイトの構築や運用を行うことが可能です。

しかし、CMSの種類も非常に多いため、どのような観点から比較し、使用するCMSを決定すべきかが分からない方が多いのではないでしょうか。

本記事では、CMSの概要の解説やCMSの比較を行うとともに、最もおすすめのCMSとそのメリットについて解説します。

CMSを利用したWebサイトの構築を検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

CMSとは?

CMSとは、「コンテンツ・マネジメント・システム」の略であり、Webサイト上のコンテンツを一元管理するシステムのことです。

CMSを導入していないWebサイトの場合、ページを作る際にHTMLやCSSなどで1からコーディングを行う必要があります。さらに、動的に情報を配信するサイトであれば、必要に応じてPHPやJavaScriptなどのプログラミング言語を用いてシステムを構築する必要があります。

その一方でCMSを利用している場合、ページを作るための基本的要素がテンプレート形式で用意されているため、ページに入れる文章や画像を用意すれば、簡単にページの作成が可能です。

1ページの作成にかかる時間や手間を大幅に削減できるため、継続的にコンテンツを入れていくことを想定したWebサイトや、コンテンツ量が多いWebサイトで多く利用されています。

CMSの種類

CMSは数多くありますが、大きく分けて下記の3種類に分けられます。

  • オープンソース型
  • パッケージ(ライセンス)型
  • クラウド型

それぞれの特徴とともに、代表的なCMSを合わせてご紹介します。

オープンソース型

オープンソース型CMSとは、ソースコードが一般に公開されているCMSのことです。

誰でも自由に利用できる上に、拡張性が高く自由にカスタマイズが可能です。

オープンソース型のCMSの中には、無償で利用できるものと、有償でできる「コマーシャルオープンソース型」と呼ばれるものの2種類があります。

コマーシャルオープンソース型の場合は、無償で利用できるCMSに比べて、導入時のサポートやトラブル対応が手厚い傾向にあります。

オープンソース型のCMSの代表例は、下記の通りです。

  • WordPress
  • Drupal
  • EC-CUBE

それぞれ順番に解説します。

WordPress

WordPressとは、世界中で利用されているWebサイト構築のためのCMSのことです。すべてのWebサイトのうち、およそ40%ものWebサイトがWordPressを使用したものであり、非常に大きなシェアを誇っています。

シンプルで操作性に優れており、カスタマイズ性も高いため、思い通りのWebサイトの構築を行えるでしょう。

また、「WordPressテーマ」を導入することで、用途にあった機能を簡単に実装したり、プロが作ったデザインのWebサイトを作れたりします。

デザインスキルやプログラミングスキルがない方でも、高いクオリティのWebサイトを作成できるでしょう。

Drupal

Drupalは、日本語を含む100ヶ国語に対応しており、世界中で使用されているCMSです。非常に細かい設定ができることから、こだわりを持ったWebサイトでも、問題なく使用できるでしょう。

カスタマイズ性が高いだけではなく、複数のユーザーに権限を与えて作業ができる上に、管理画面でユーザーを一元管理できることが特徴です。

また、当然ながらセキュリティ対策も万全です。

Drupalのコミュニティの中には、セキュリティ専門のチームが存在しており、問題が発見された場合は迅速に対応してもらえます。

EC-CUBE

EC-CUBEは、日本の「イーシーキューブ株式会社」が提供しているネットショップの構築に特化したCMSです。

ネットショップには必要不可欠な、買い物かご機能や、決済機能がデフォルトで備わっているため、導入すれば簡単に商品を追加し、ネットショップの開設が可能です。

また、カスタマイズ性も非常に高いため、オリジナリティのあるネットショップの構築ができます。EC-CUBEには、無償で使える「GPLライセンス」と、有償の「商用ライセンス」があります。

商用で使用する場合は、有償の「商用ライセンス」版を使用しましょう。

パッケージ(ライセンス)型

パッケージ型CMSとは、主に有償でCMSメーカーが開発したライセンスを購入することで使用できるCMSのことです。

パッケージ型CMSは、商用利用を前提として作られていることが多く、オープンソース型のCMS以上に、デフォルトの状態で洗練されている傾向にあります。

また、メーカーによる導入・運用サポートが用意されていることも多く、安心してWebサイトの構築が可能であることも、大きなメリットです。

パッケージ型のCMSの代表例は、下記の通りです。

  • Movable Type
  • NOREN

それぞれ順番に解説します。

Movable Type

Movable Typeは、パッケージ型のCMSの中で国内ナンバーワンシェアを誇るCMSです。

中小企業や大企業、公共機関や教育機関のWebサイトにも使用されており、非常に豊富な実績を持っていることから、非常に信頼性の高いCMSであることが伺えます。

操作しやすい管理画面が用意されており、スマートフォンからのWebサイトの編集も簡単に行えることが、大きな強みです。

豊富なプランが用意されているため、Webサイトの規模に合わせて、コストパフォーマンスを意識した利用が可能です。

NOREN

NORENは、三菱重工業株式会社などの大企業や、JR九州などの公共機関のホームページでも利用されているCMSです。導入後のサポートが非常に手厚い上に、操作方法が簡単であるため、導入した企業のうち87%が内製化に成功しています。

また、コンテンツを管理するサーバーに外部からアクセスできない仕組みになっているなど、セキュリティ面も非常に優秀です。

クラウド型

クラウド型のCMSは、自社でサーバーやソフトウェアを用意することなく、Webサイトの構築が実現できるCMSです。

オープンソース型や、パッケージ型に比べて、カスタマイズ性は劣る傾向があるものの、低コストでWebサイトの構築ができるため、規模が小さいWebサイト構築に向いています。

Webサイトのデザインテンプレートや、ドメイン取得機能が備わっているケースが多いため、すぐにWebサイトを公開できるでしょう。

クラウド型のCMSの代表例は、下記の通りです。

  • ジンドゥー
  • Ameba Ownd

それぞれ順番に解説します。

ジンドゥー

ジンドゥーは、ドイツの企業が開発しているクラウド型CMSです。世界中で2,500万以上のWebサイトが、ジンドゥーで作られています。

無料でWebサイトの構築が開始できる上に、知識が無い方でも簡単にWebサイト構築ができる「AIビルダー」と呼ばれる機能が備わっています。

また、日本では携帯端末などで大きなシェアを誇る、KDDI系列の企業がサポートしているため、充実したカスタマーサポートを受けられるでしょう。

Ameba Ownd

Ameba Owndは、「ABEMA」を運営している、株式会社サイバーエージェントが開発している、クラウド型のCMSです。

10ページまでなら無料でWebサイトの構築が可能です。

シンプルでオシャレなテンプレートが揃っているため、デザインスキルが無い方でも、使いやすいデザインのWebサイトを構築できます。

さらに、スマートフォンからの投稿作成やページ編集が容易に行えるため、PCを利用する機会が少ない方や、普段は手元にPCが無い方でも利用しやすいでしょう。

通常のWebサイトだけではなく、ネットショップの開設も行えるなど、非常に多機能であることも魅力の1つです。

結局はどのCMSが最もおすすめ?

結論から申し上げると、CMSを使用する際は「WordPress」が最もおすすめです。

詳しくは後述しますが、WordPressは他のCMSに比べて圧倒的に拡張性が高く、様々な機能をプラグインを使用する だけで実装できます。

特定機能に特化したテーマを使うことでより一層機能を拡充することもできますし、テーマを自分でカスタマイズして独自の機能を持たせることも可能です。

さらに、世界でトップのシェアを誇っているため、トラブルが発生したときの対処法などもWeb上に多く残されています。不明点やトラブルがあった場合でも、ほとんどのケースはインターネット検索で解決できるのです。

このようなメリットがあり、さらには、無料で使用できる点やSEOにも強い点などを考慮すると、特別な理由が無い限りはWordPressを使用することを強く推奨します。

CMSとしてWordPressを使用するメリット

CMSとして、WordPressを使用するメリットは下記の通りです。

  • プラグインとWordPressテーマが優秀
  • セキュリティ面も十分に対策できる
  • 拡張性が高い
  • 不明点があっても大半はインターネット上で解決できる

それぞれ順番に解説します。

プラグインとWordPressテーマが優秀

WordPressの大きな魅力は、プラグインとWordPressテーマが非常に優秀であることです。

SEOの内部施策や、問い合わせフォームの作成といった、本来高度なスキルが必要となる機能の実装も、プラグインを使用することでほとんどコードを書くことなく完結できます。

さらに、WordPressテーマを使用することで、プロが作成したWebデザインをベースにして、オリジナリティの高いWebサイトの構築が可能です。

WordPressテーマの中には、デフォルトでSEO施策が可能な機能やWebサイト全体をリッチにする機能が備わっていることも多く、Webサイト構築の知見がない場合でも、高い品質のWebサイト構築をできます。

セキュリティ面も十分に対策できる

WordPressはオープンソース型のCMSであるため、セキュリティ面に不安があるという声を聞くこともあるでしょう。

しかし、「攻撃され易い」というのは誤解であり、WordPressは世界中でのシェア率が高すぎるが故に、狙われやすいということなのです。

つまり、WordPressがほかのCMSと比べて、危険であるということではないのです。WordPressのセキュリティ面も、プラグインの使用やアップデートによって十分に対策可能です。

たとえば、WordPressプラグインの「SiteGuard WP Plugin」を使用すれば、管理画面とログインページの保護が容易に行えます。

そのほかにも、WordPressのセキュリティ面を強化するプラグインは多数公開されているため、これらを使用することで、セキュリティ対策ができます。

また、WordPressはアップデートが行われるたびに、脆弱性が改善されるため、アップデートを頻繁に行うことで、一定のセキュリティ対策も可能となるでしょう。

拡張性が高い

先述した通り、WordPressは非常に拡張性が高いCMSです。世界中にWordPressの開発者がいるため、非常に多くのプラグインやWordPressテーマが、日々開発されています。

そのため、様々な機能をプラグイン1つで実装することが可能です。

プラグインやWordPressテーマによる拡張はもちろんのこと、PHPファイルやJSファイルに記述を加えることで、自ら機能を実装することもできます。

WordPressは、Webサイト構築の深い知識を持っている方にとって、自由に操作できるCMSであると言えるでしょう。

不明点があっても大半はインターネット上で解決できる

WordPressはCMSの中でも、世界一のシェアを誇ります。

非常に利用者が多いため、操作方法やトラブルシューティングなどが、多くインターネット上に公開されています。

そのため、WordPressの構築や運用段階における不明点や、エラーの発生などが見られた場合でも、ほとんどのケースでインターネット上の情報で解決可能です。

手厚いサポートがあるわけではないものの、大半の不明点を自力で解決できるほど、情報が公開されているのは大きな魅力と言えるでしょう。

まとめ:WordPressでWebサイトを作成してみましょう

本記事では、CMSを比較するとともに、WordPressを使用するメリットについて解説しました。

CMSを利用することで、比較的容易にWebサイトの構築ができる上に、運用や機能の追加などを容易に行うことが可能です。

特に、WordPressは無料で使えるにも関わらず、拡張性が高く、非常に使いやすいCMSです。ぜひ本記事を参考に、WordPressでWebサイトを作成してみてはいかがでしょうか。

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2022.08.04