wordpressには、サイトをより便利にするためにプラグインという拡張機能が備わっています。
ワードプレスを既に使用したことのある人は知っていると思いますが、無料で利用することができるプラグインはSEO対策・フォームなどを中心に多くのものを利用することができます。
しかし!
既存のものはあくまでも大衆向けに作成されているものも多く、細かいこだわりを実現するためにはカスタマイズしなければならないのですが、大抵のプラグインはやはり作った本人でしか柔軟な対応をすることは難しいでしょう。
その点、自分で作成したwordpressのプラグインならカスタマイズもしやすくクライアントや自分たちの要望にも柔軟に応えることができるのオススメですよ。
- でもオリジナルプラグインを作成するのってすごく難しそう…
という方でも安心してください。wordpressのプラグインって意外と簡単に作成することができるのです。
- プラグインを作成する方法
- プラグインの要件を定義する
- 準備するファイル
- 作成する手順
- オリジナルプラグインを作成するメリット
- まとめ
プラグインを作成する方法
ワードプレスでサイト制作を依頼されると必ずぶつかるプラグインの問題…。
既存のプラグインを利用すれば、カスタマイズするのがめんどくさい…とはいえオリジナルプラグインを作成するのはもっとめんどくさい…
そんな悩みともこちらの記事を読んでおさらばしましょう。
プラグインの要件を定義する
wordpressのプラグインに限らず、開発フェーズにおいて最も大切なのはどのような機能を持った制作物を制作するのかを一番最初に決めることです。ふわっと要件定義をしてしまうと、プラグイン開発後半になって修正する羽目になり、既存のプラグインをカスタマイズするのと変わらないほど多くの修正を施さなければならないので必ず要件定義をしましょう。
準備するファイル
プラグインを作成するという目的だけを果たすのなら、用意すべきなのはphpファイルのみです。ファイル名は何でも良いので他のplugin同様「wp-content/plugins」下にファイルを設置しましょう。
もちろんファイルを設置しただけでプラグインを作成できるわけではなく、以下の記述をphpファイルに記載してください。
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<?php /* Plugin Name: // プラグイン名 Plugin URI: // プラグインのHPのURL Description: // プラグインの説明 Version: // プラグインのバージョン Author: // プラグインの作成者 Author URI: // プラグイン作成者のHP */ |
他にも記述できる項目はありますが、この辺りだけ記述しておけば十分でしょう。
作成する手順
オリジナルプラグインを作成するメリット
まとめ

WordPressスペシャリスト・エンジニア
株式会社e2e 取締役
1985年北海道生まれ。200社以上のWordPressサイトの制作を担当し、「wp.support」では一部上場企業を含め、様々なサイトのWordPress保守・セキュリティをサポートしている。