WordPressでWebサイトを運営する上で、必要不可欠なのがデータベースです。
普段特に意識せずに使っているWordPressのデータベースですが、構造を詳しく知っておくことで、カスタマイズがしやすくなります。
ぜひデータベースの構造を覚えて、サイトのカスタマイズに役立ててください!
この記事の目次
WordPressのデータベースのテーブル一覧
WordPressのデータベースは以下の12テーブルから構成されています。
(バージョン4.9.8時点)
- wp_commentmeta
- wp_comments
- wp_links
- wp_options
- wp_postmeta
- wp_posts
- wp_termmeta
- wp_terms
- wp_term_relationships
- wp_term_taxonomy
- wp_usermeta
- wp_users
各テーブルの役割
wp_commentmeta
コメントのメタ情報が格納されています。主にプラグインで使用されることが多いです。
WordPressにデフォルトで入っているコメントスパム検知用プラグイン「Akismet」でも使われております。
wp_comments
投稿へのコメントを記録しています。コメント投稿者、メールアドレス、IP、日時、内容、承認状況、ユーザーエージェントなど様々な情報を記録しています。
wp_links
リンク関連のデータを管理しています。一部プラグインで使用されています。
wp_options
WordPress各種設定が保存されています。サイトURLやホームURL、サイト名などの基本情報から、一部プラグインの設定まで幅広く利用されています。
wp_postmeta
投稿のメタ情報が保存されています。カスタムフィールドやプラグインによって投稿に機能を追加する場合に使われます。
wp_posts
WordPressの投稿・固定ページ・カスタム投稿全てこのテーブルに保存されています。著者、投稿日時、更新日時、タイトル、内容、公開状況、投稿タイプなどが保存されています。
wp_terms
カテゴリやタグの名前とスラッグを保存しています。
wp_termmeta
WordPress4.4から新たに追加されたテーブルです。プラグインや個別にカスタマイズする際に利用することができます。
wp_term_relationships
投稿とカテゴリ・タグを紐付けています。どの投稿がどういったカテゴリ・タグを持ってるかの情報が保存されています。
wp_term_taxonomy
wp_termに保存さている語句がカテゴリなのか?タグなのか?といった情報を保存しています。
wp_usermeta
WordPressユーザーのメタデータが格納されています。各ユーザーの紹介文や権限などの設定に使用されています。
wp_users
WordPressユーザーの名前やパスワードが保存されています。
まとめ
本記事では、WordPressのデータベースの各テーブルの役割についてまとめました。
知っておくとカスタマイズする際に非常に役立ちます!!ぜひ参考にしてください!!

WordPressスペシャリスト・エンジニア
株式会社e2e 取締役
1985年北海道生まれ。200社以上のWordPressサイトの制作を担当し、「wp.support」では一部上場企業を含め、様々なサイトのWordPress保守・セキュリティをサポートしている。