テーマ 2025.06.05

大学・教育機関向けのWordPressテーマおすすめ15選一覧比較!選ぶポイントも合わせて解説!

この記事を書いた人

土井 純也

WordPressスペシャリスト・エンジニア/株式会社デジタルアイデンティティ Tech Div.マネージャー

WordPress専門サービス「wp.make」を立ち上げ、事業責任者として200社以上の大手上場企業のWordPressサイトの制作、保守・セキュリティをサポート。2022年にエンジニアを統括するTechnology Div.を創設。

【 展開しているサービス一覧 】
■WordPress開発サービス「wp.make
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■WordPressハッキング/緊急復旧対応サービス「wp.rescue
■WordPressバージョンアップ代行サービス「wp.versionup

「大学・教育機関のWebサイトを構築したい」
そんな時にもWordPressはおすすめです。基礎的な知識があればコーディングのスキルがなくても、簡単に本格的なサイトを構築でき、Webサイトの更新も簡単です。

また、大学・教育機関のWebサイト構築に適したテーマも充実しています。

今回はWordPressで利用できるテーマの中から、大学・教育機関向けの15選をピックアップしてご紹介します。

大学・教育機関向けのWordPressテーマ15選

はじめに、大学・教育機関におすすめのWordPressテーマの特徴を表形式でご紹介します。気になるテーマがあったらぜひ詳細をチェックしてみてください。

テーマ名 無料 / 有料 特徴
1.Education Zone 無料版あり 教育機関のために設計されたテーマ。
大学をはじめとした幅広い教育機関で使えるテンプレートが用意されている。
2..EduBlock 無料版あり フルサイト編集対応の大学向けテーマ。
大学、短期大学向けのカスタムテンプレートやセクションが用意されている。
3.Eduma 有料のみ 教育分野のWebサイトに特化したテーマ。
大学向けには9種類以上のテンプレートが用意されている。
4.University 有料のみ WPBakeryページビルダーを内蔵した大学向けテーマ。
イベント管理、コース管理、組み込みイベントカレンダーなど、
大学のWebサイトに適した機能が多い。
5.Slauson 有料のみ 高い集客効果を狙えるシンプル&ミニマル仕様のテーマ。
トップスライドショーや新着記事・関連記事の自動表示機能などに対応。
イベント参加者や入学希望者の増加目的におすすめ。
6.Folclore 有料のみ デザイン性が高いシンプル&ミニマル仕様のテーマ。
事例集や研究結果・作品発表などのポートフォリオサイトにおすすめ。
Instagramと連動した自動更新サイトとしても運用可能。
7.White Studio 有料のみ 伝統的な2カラムビジネスサイトをミニマル仕様にしたテーマ。
企業風の安心感のあるデザインであり、入学希望者や在校生、保護者などに加えて
企業への情報提供も行う場合におすすめ。
8.SOLARIS 有料のみ ダイナミックで洗練されたビジュアルのテーマ。
ヒーローヘッダーを採用し、スライダーやギャラリー機能にも対応。
研究成果や実験風景を直感的に伝えたい場合におすすめ。
9.Astra 無料版あり 300種類を超えるテンプレートが用意されているテーマ。
大学・教育機関向けのテンプレートがあり、
わずか数分で本格的なWebサイトを構築可能。
10.Neve 無料版あり パフォーマンス重視のテーマ。
1秒以内にWebサイトの読み込みが可能。
有料版には大学専用のテンプレートあり。
11.AGENT 有料のみ 外部との交流を図りやすいテーマ。
問い合わせフォーム、X・Facebookアカウント設定機能、SNSボタンなどに対応。
イベント参加者や入学希望者などとの繋がりを重視する場合におすすめ。
12.Avada 有料のみ 120以上の豊富なオプションが用意されている柔軟性に優れたテーマ。
大学向けテンプレートがあり、短時間で簡単に大学Webサイトの構築が可能。
13.Estudiar 有料のみ テーマ全体をカスタマイズできる大学向けテーマ。
必須レベルの各種ページ作成に使えるテンプレートが用意されている。
14.NANO 有料のみ 情報発信に最適なテーマ。
ユーザーに対してコンテンツを届けやすい設計が特徴。
研究計画・成果や論文情報などの公開目的におすすめ。
15.SWELL 有料のみ コンテンツ制作に専念できるようカスタマイズ性を抑えたテーマ。
専用の独自ブロックが多数あり、研究成果や教員紹介、研究計画のようなコンテンツ制作に力を入れる場合におすすめ。

1.Education Zone(無料 / 有料)

Education Zone
教育機関のために設計されたWordPressテーマです。

大学はもちろん短期大学、小中学校、高校など、幅広い教育機関のWebサイトで使えるテンプレートが多く用意されています。

コース紹介、お客様の声、CTAボタン付きのバナーなど、教育機関のサイトとして重要な機能が搭載されている他、SEO対策にも最適化されているのも大きなメリット。

無料版と有料版があり、有料版では選択できるテンプレートが増え、さらに高度なデザイン機能が使えるようになります。

>>Education Zoneの詳細はこちら

2.EduBlock(無料 / 有料)

EduBlock
フルサイト編集対応の大学向けWordPressテーマです。

大学、短期大学のWebサイトに最適なカスタムテンプレートや、学校のニュース・生徒指導・ギャラリー・教師・コースなどを紹介するセクションが用意されています。

フルサイト編集とは、ノーコードでヘッダー・フッターを含むサイト全体(一部のページを除く)を編集できる機能で、コーディングの知識がない人でも簡単にサイトのコンテンツをカスタマイズすることができます。

無料版と有料版があり、有料版はより機能が充実していて幅広いカスタマイズが可能。また厚いサポートを受けられます。

>>EduBlockの詳細はこちら

3.Eduma(有料のみ)


教育分野のWebサイトに特化したデザインとレイアウトが特徴のWordPressテーマです。

大学向けには9種類以上のテンプレートが用意されています。Elementor搭載のテンプレートなのでドラッグ&ドロップでカスタマイズが可能。100以上のウィジェットも用意されています。

コースを探しやすい検索機能、長いコンテンツでもスムーズに閲覧できる固定サイドバー、期限切れ、進行中、今後で分けて管理できるイベント管理など、教育環境向けのUI/UXや機能にも注目です。

>>Edumaの詳細はこちら

4.University(有料のみ)

University
Cactus Themesが提供するWPBakeryページビルダーを内蔵した大学向けのWordPressテーマです。

7種類のテンプレートから任意のものを選びつつ、ドラッグ&ドロップエディターで視覚的に、かつ簡単にコンテンツの調整ができます。

機能としてはイベント管理、コース管理、組み込みイベントカレンダーなど、大学のWebサイトに適したものが多く備わっています。現在2000 以上のWebサイト所有者によって使用されているテーマです。

>>Universityの詳細はこちら

5.Slauson(有料のみ)

Slauson
初心者でも簡単にWebサイトの構築ができるシンプル&ミニマル仕様のWordPressテーマです。

高い集客効果を狙える作りになっており、写真を指定するだけで設定が完了するトップスライドショーはブランディングに適しています。また、サムネイル付きの新着記事や関連記事を自動的に表示できる機能もあり、回遊率の向上を見込めます。

イベント参加者や入学希望者の増加など、成果に繋がるWebサイトの作成を目指す場合におすすめです。

>>Slausonの詳細はこちら

6.Folclore(有料のみ)

Folclore
こちらもSlausonと同様に、初心者向けのシンプル&ミニマル仕様のWordPressテーマです。

Slausonと比較してデザイン性が高く、事例集や研究結果・作品発表などのポートフォリオサイトに適しています。

また、Instagramと連動することで自動更新サイトとしても運用可能です。

>>Folcloreの詳細はこちら

7.White Studio(有料のみ)

White Studio
伝統的な2カラムビジネスサイトをミニマル仕様にしたWordPressテーマです。

デザインや機能を徹底的に省くことで初期設定を簡略化していますが、WordPressならではの拡張性の高さを活かし、プラグインやHTML/CSSコードを使ったカスタマイズも可能です。

企業風の安心感のあるデザインも特徴。入学希望者や在校生、保護者などに加えて企業に対しても情報発信をしたい場合におすすめです。

>>White Studioの詳細はこちら

8.SOLARIS(有料のみ)

SOLARIS
ダイナミックで洗練されたビジュアルが特徴のWordPressテーマです。

画面にフルサイズで表示されるヒーローヘッダーを採用しており、ユーザーに大きなインパクトを与えます。

トップページにはスライダーやギャラリー機能を配置可能。研究成果や実験風景を直感的に伝えられます。

>>SOLARISの詳細はこちら

9.Astra(無料 / 有料)

Astra
あらゆるタイプのWebサイト構築に適したWordPressテーマです。

300種類を超えるテンプレートが用意されており、その中には大学・教育機関向けのものもあります。テンプレートをそのまま使用すれば、わずか数分で本格的なWebサイトが完成します。

直感的なWebサイトビルダーを使ったカスタマイズも可能。主要なプラグインやページ ビルダーはすべて互換性があるのもポイントです。

Webサイトを構築する手間と時間を可能な限り減らしたい場合はもちろん、こだわりのWebサイトを作り上げたい場合にもおすすめします。

>>Astraの詳細はこちら

10.Neve(無料 / 有料)

Neve
表示速度の向上を見込めるパフォーマンス重視のWordPressテーマです。

有料版には大学専用のテンプレートが用意されていて、簡単にセットアップが完了します。もちろんカスタマイズも可能です。

ページスピードインサイトで最高の結果を獲得できる超高速パフォーマンスも魅力。1秒以内にWebサイトの読み込みができユーザビリティに優れています。

>>Neveの詳細はこちら

11.AGENT(有料のみ)

AGENT
外部コミュニケーションのしやすさに強みを持つWordPressテーマです。

求人特設サイト構築用のテーマとして設計されており、問い合わせフォームやX・Facebookアカウント設定機能、SNSボタンなど外部との交流を図るための機能が備わっています。これらは求人活動以外にも大学の情報発信、ブランディング、生徒募集などに活用することができます。

またカスタム投稿タイプに対応しているので、研究発表の内容や論文の情報などを簡潔にまとめて投稿することができます。

大学・教育機関として、外部との交流や情報発信をおこないたい場合におすすめです。

>>AGENTの詳細はこちら

12.Avada(有料のみ)

Avada
多様な目的のWebサイトに使用できる、柔軟性に優れたWordPressテーマです。

大学向けのテンプレートも用意されています。テンプレートを使用すれば、短時間で簡単に大学Webサイトの構築が可能。120以上の豊富なオプションを活用し、独自性の高いWebサイトを作ることもできます。

Avada Builderを搭載しているので、コーディングの知識がなくてもドラッグ&ドロップでサイト設計ができるのもポイントです。

>>Avadaの詳細はこちら

13.Estudiar(有料のみ)

Estudiar
ElementorとElementor Proの利用により、テーマ全体をカスタマイズできるWordPressテーマです。

大学向けのテーマであり、大学や教育機関のWebサイトに必要なあらゆる機能が備わっています。カリキュラム、入試情報、学費、学生生活などのページ用テンプレートも用意されています。

また、Elementor&Elementor Proと完全な互換性があり、ヘッダーやフッターを含めたあらゆる部分をカスタマイズ可能。独自性の高いWebサイトを構築できます。

なお、本テーマの利用には、Elementor Proのライセンス(1サイトにつき60ドル)が必要になります。Elementorに慣れている場合に選択肢に入るテーマと言えるでしょう。
また、WordPressのマルチサイト機能を活用する場合は、Elementor Proのライセンスがサブサイトごとに必要となることにご注意ください。

>>Estudiarの詳細はこちら

14.NANO(有料のみ)

NANO
情報発信に最適なコーポレートサイト向けのWordPressテーマです。

BtoB企業をイメージしたテーマですが、カテゴリーを活用した関連記事の表示、効率良く情報を提供できるメガメニューなどの仕様により、ユーザーに対して充実したコンテンツを届けやすい設計になっています。

教育機関としての研究計画・成果や論文情報などの公開を目的としたWebサイトに向いています。

>>NANOの詳細はこちら

15.SWELL(有料のみ)

SWELL
機能性が高く使い勝手にも優れるブロックエディター完全対応のWordPressテーマです。

HTML や CSS などの知識がなくてもマウス操作のみで直感的にコンテンツ制作やデザイン調整ができます。カスタマイズ性を抑える一方で「ABテスト」や「キャプションボックス」など専用の独自ブロックは多数。

様々な用途に活用できますが、特に研究成果や教員紹介、研究計画のようなコンテンツ制作に力を入れたい教育機関におすすめです。

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大学ホームページ用のWordPressテーマを選ぶポイント

最後に、大学ホームページ用のWordPressテーマを選ぶポイントを解説します。

取り上げるポイントは以下の4つです。

  • 導入・管理のしやすさ
  • 日本語対応しているか
  • カスタム投稿対応のテーマ
  • マルチサイト対応のテーマ

ただしWordPressはプラグインが豊富で拡張性が高いのが魅力。多少機能面が不足しているテーマでもプラグインを導入したり、技術者がいる場合は独自のカスタマイズをしたりすることでカバーが可能です。環境に合わせて使用するテーマを選択しましょう。

導入・管理のしやすさ

大学ホームページ用のWordPressテーマを選ぶ時は、まず「導入・設定・管理のしやすさ」をチェックしましょう。扱いやすいテーマだと、専門の技術者がいなくても簡単にホームページの運用ができます。

例えばWordPressの管理画面から検索・導入できるテーマや、直感的に操作ができるテーマ、ドラッグ&ドロップでサイトの編集ができるテーマなどがおすすめです。

日本語対応しているか

日本語対応しているテーマならば、マニュアルの内容を理解しやすく導入や運用がスムーズです。外国語に自信がある場合を除いて、まずは日本語対応しているテーマを検討しましょう。

公式サイトやマニュアルだけではなく、サポートが日本語でおこなわれているかどうかもチェックしておくのがおすすめ。国産テーマは日本語サポートに強みがあるので、運用面に不安がある場合は検討材料にしてください。

カスタム投稿対応のテーマ

カスタム投稿タイプとは、ユーザー自身がカスタマイズして作成できる、通常の「投稿」や「固定ページ」とは異なる投稿タイプです。

大学のWebサイトでは「学部・学科・研究室」や「入試情報」「イベント情報」「論文データベース」など、コンテンツの分類が多岐にわたります。カスタム投稿に対応しているテーマの場合、こうした分類ごとに個別に投稿タイプを用意でき、管理がしやすくなります。

【超初心者でも丸わかり】WordPressのカスタム投稿タイプを初心者のために解説!

マルチサイト対応のテーマ

教育機関は複数の学部やキャンパスのWebサイトを所持して管理する場合が多いです。
1つの管理画面で複数のサイトを管理できる「マルチサイト対応のテーマ」は、学部やキャンパスごとにWebサイトを構築している場合におすすめ。複数のサイトを一元管理でき、テーマやプラグインの更新、ユーザー権限の変更、コンテンツの配信などの手間を省略できます。加えて一貫したブランディングが可能です。

WordPressのマルチサイト設定方法をわかりやすく解説【図解】

まとめ

本記事では大学・教育機関向けのWordPressテーマ15選を紹介し、テーマを選ぶポイントも解説しました。

WordPressは非常にテーマが充実しており、それぞれデザインや機能、使い勝手など様々な面に違いがあります。用途やターゲットを考慮して比較検討し、最適なテーマを選択しましょう。

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