テーマ 2022.07.12 2022.10.26
【2022年版】WordPressのプライバシーポリシーページの作り方
WordPressのWebサイトを運営しているものの、プライバシーポリシーページが用意されていないケースや、分かりやすい位置にリンクが置かれていないケースは多く見られます。
そのようなWebサイトの運用者の中には、プライバシーポリシーページの作り方や設置方法が分からない方も、一定数いることでしょう。
本記事では、WordPressでのプライバシーポリシーページの作り方や、設置方法を解説します。
プライバシーポリシーページを用意していない方は、ぜひ参考にしてください。
目次
プライバシーポリシーとは
プライバシーポリシーとは、Webサイト上で収集する個人情報の取り扱いに関する指針のことです。
ユーザーから個人情報の取得や、その情報を利用する場合は、プライバシーポリシーページの作成が法律で義務付けられています。
また、プライバシーポリシーは、個人情報保護法の規定に沿って作る必要があり、法律が改訂された場合は、その改訂に応じて内容を変えなければなりません。
プライバシーポリシーページはすべてのWordPressに必要?
結論から申し上げると、ほとんどのケースにおいて必要です。プライバシーポリシーは個人情報を取り扱うすべての事業者に必要であり、下記に当てはまる場合はプライバシーポリシーページの作成が義務付けられています。
- お問い合わせフォームがある場合
- 「Googleアナリティクス」などのアクセス解析ツールを使用する場合
- 「Googleアドセンス」などの広告配信サービスを利用する場合
- コメント機能が実装されている場合
上記のようなケースでは、個人情報の収集や利用が行われるため、必ずプライバシーポリシーページを用意しなければなりません。
WordPressのプライバシーポリシーページの作り方
WordPressのプライバシーポリシーページを作る際の手順は、下記の通りです。
- プライバシーポリシーページの編集
- プライバシーポリシーページの公開
- プライバシーポリシーページをフッター等に設置
それぞれ順番に解説します。
プライバシーポリシーページの編集
WordPressをインストールした段階で、デフォルトでプライバシーポリシーページが用意されています。
デフォルトで用意されているプライバシーポリシーページは、ダッシュボードの左サイドバーにある、「固定ページ>固定ページ一覧>プライバシーポリシー」で確認できます。
固定ページ一覧の中にあるプライバシーポリシーの「編集」をクリックすることで、プライバシーポリシーページの編集が可能です。
プライバシーポリシーページの中にはデフォルトで文章が入っているので、その文章を必要に応じて変更しましょう。
なお、プライバシーポリシーの掲載内容については、後述するガイドを参照することを推奨します。
プライバシーポリシーページの公開
デフォルトの状態では、プライバシーポリシーページは下書き状態になっているため、公開されていません。
プライバシーポリシーの文章が完成したら、編集ページの右上にある「公開」ボタンをクリックすることで、公開できます。
プライバシーポリシーページをフッター等に設置
プライバシーポリシーページを公開したとしても、デフォルトの設定ではプライバシーポリシーページへのリンクがWebサイトに表示されません。
プライバシーポリシーページは非常に重要であるため、すべてのページから直接遷移できる形が望ましいです。
そのため、プライバシーポリシーページへのリンクは、フッターやグローバルナビなどの、全ページに共通で設置される場所に設置することを推奨します。
フッターやグローバルナビにプライバシーポリシーページへのリンクを設置する方法は、下記の通りです。
- ダッシュボードのサイドバーから、「外観>メニュー」を選択
- 使用するメニュー構造の中に、「プライバシーポリシー」を入れる
プライバシーポリシーを固定ページで作っておけば、上記の方法で簡単にメニューに組み込むことが可能です。
プライバシーポリシーの作成に有用なガイド
プライバシーポリシーの作成に有用なガイドは下記の通りです。
- 個人情報保護法ハンドブック
- ツールとサービスの利用規約
- WordPressのプライバシーポリシー
それぞれ順番に解説します。
個人情報保護法ハンドブック
個人情報保護法ハンドブックとは、個人情報保護委員会が制作した、個人情報の定義や取り扱いのルールをまとめたものです。
用語の説明から、守るべき4つの基本ルールまで簡潔に分かりやすく記載されているため、プライバシーポリシーの作成時には参考にすると良いでしょう。
ツールとサービスの利用規約
GoogleアナリティクスやGoogleアドセンスなどのサービスでは、プライバシーポリシーに記載すべき内容が、利用規約で定められています。
上記のツール・サービスのように記載すべき内容が定められている場合は、その旨を必ずプライバシーポリシーに明記しましょう。
ツールやサービスを使用する際は、必ず利用規約を確認した上で、必要な情報はプライバシーポリシーに盛り込みましょう。
WordPressのプライバシーポリシーガイド
WordPressには、プライバシーポリシーガイドが用意されており、ダッシュボードから確認できます。
WordPressのプライバシーポリシーガイドには、プライバシーポリシーのテキストテンプレートのほか、使用しているテーマに関するプライバシーポリシーの確認が可能です。
なお、プライバシーポリシーガイドは、ダッシュボードのサイドバー「設定>プライバシー」から確認できます。
まとめ
本記事では、WordPressのサイトにおける、プライバシーポリシーの必要性や作り方について解説しました。
プライバシーポリシーは、Webサイトを運用するほとんどのケースで必要となるため、作り方を押さえ、実際に作ることが賢明でしょう。
ぜひ本記事を参考に、自身のWordPressのWebサイトに、プライバシーポリシーを作成してみてはいかがでしょうか。
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