基礎知識 2026.09.25

リンク切れチェックの方法5選|Google公式の見解とWordPressの自動監視まで解説

この記事を書いた人

土井 純也

WordPressスペシャリスト・エンジニア/株式会社デジタルアイデンティティ Tech Div.マネージャー

WordPress専門サービス「wp.make」を立ち上げ、事業責任者として200社以上の大手上場企業のWordPressサイトの制作、保守・セキュリティをサポート。2022年にエンジニアを統括するTechnology Div.を創設。

【 展開しているサービス一覧 】
■WordPress開発サービス「wp.make」
■WordPress保守/運用サービス「wp.support」
■WordPressハッキング/緊急復旧対応サービス「wp.rescue」
■WordPressバージョンアップ代行サービス「wp.versionup」

リンク切れは、サイトを長く運営していれば必ず発生します。自分のミスがなくても、リンク先が閉鎖すれば切れてしまいます。本記事では、チェック方法5つとGoogle公式の見解、自動監視の設定を解説します。

この記事でわかること

本記事では、リンク切れのチェック方法を5つに整理して解説します。あわせてGoogleの公式見解にもとづくSEOへの影響、WordPressプラグインでの自動監視の設定、そしてツールでは検出できないリンク切れへの対処まで扱います。

  • リンク切れとは、存在しないページや画像へのリンク。
  • Googleは「404エラーはランキングに影響しない」と明言している。
  • チェック方法は5つ。サイト規模と目的で選び分ける。
  • WordPressならBroken Link Checkerで自動監視できる。
  • アフィリエイトリンクとsoft 404はツールで検出できない。
  • チェックの目安は月1回。月初がもっとも効率的。

目次

リンク切れとは?主な4つの原因

リンク切れとは、存在しないページへのリンクのことです。クリックすると「404 Not Found」と表示されます。そのため404ページとも呼ばれます。

対象はページだけではありません。記事に挿入した画像が削除されていれば、それもリンク切れです。読者は「ここに何があったのだろう」と戸惑います。

原因は大きく4つに分かれます。それぞれ発生のタイミングと防ぎ方が違うため、分けて把握してください。

原因 発生のきっかけ 自分で防げるか
URLの記述ミス 執筆時のタイプミス、コピー漏れ 防げる
リンク先ページの削除・非公開化 相手サイトの記事整理、下書きに戻す操作 防げない
リンク先サイトの移転・閉鎖 ドメイン変更、サービス終了 防げない
自サイトのURL変更 パーマリンク設定の変更、スラッグの書き換え 防げる

外部リンク切れは防げない

上の表を見てわかるとおり、外部リンクの切れは自分では防げません。相手のサイトが記事を消せば、こちらは何もしていなくても切れます。

つまりリンク切れ対策は「起こさない」ではなく「早く見つける」が現実的な方針です。定期チェックの仕組みが必要になる理由もここにあります。

もっとも見落としやすいのは自サイトのURL変更

意外に多いのが4つ目です。パーマリンクを変更すると、旧URLを指していた内部リンクが一斉に切れます。

記事内のリンクだけでなく、外部サイトから貼られた被リンクも同時に切れます。変更の影響範囲は想像よりも広いと考えてください。仕組みの詳細は以下の記事で解説しています。

WordPressでパーマリンク変更後も旧URLでWebページを表示できる仕組み

リンク切れはSEOに影響する?Google公式の見解

「リンク切れはSEOに悪影響」という説明をよく見かけます。ただ、Googleの公式見解を読むと話は少し違います。ここは誤解の多い領域なので、一次情報から確認します。

Googleは「404エラーはランキングに影響しない」と明言している

Search Consoleのヘルプには、はっきりこう書かれています。「一般的に、404 エラーが発生してもサイトの検索パフォーマンスに影響が及ぶことはありません」。さらに「404 エラーはサイトのインデックス登録やランキングに影響を及ぼすことはない」とも記載されています。

出典は404(ページが見つかりません)エラー – Search Console ヘルプです。

同じ趣旨は2011年の公式ブログでも示されています。サイト上の一部URLが404を返しても、200を返す他のURLの検索結果での挙動には影響しない。そう説明されています(Do 404s hurt my site? / Google Search Central Blog)。

15年近く前の記述ですが、Search Consoleヘルプの現行の記載と矛盾していません。Googleの立場は一貫していると読めます。

それでも放置すべきでない3つの理由

では対処は不要なのでしょうか。そうではありません。「404ページ自体は減点されない」だけであって、痛むポイントは別にあります。

影響が出る場所 何が起きるか
リンク先(自サイトのページ) 4xxを返すURLはインデックスから削除される。そのページで得ていた流入が消える
リンク元(内部リンクの場合) サイト内の回遊とクロールの経路が分断される
リンク元(外部発リンクの場合) 情報が古いというシグナルになり、読者が離脱する

1つ目はHTTP ステータス コード、ネットワーク エラーの記述です。すでにインデックスされたURLが4xxを返すようになると、インデックスから削除されます。順位が下がるのではなく、対象が消えるという話です。

2つ目と3つ目は読者体験の問題です。SEOコンサルタントが公開している解説動画でも、404は行き止まりだと説明されています。読者は検索結果に戻り、他のサイトを探すか再検索します。それは「このサイトでは解決できなかった」というシグナルになる、という見方です。

筆者の実感としても、記事中のリンクを踏んで404に当たると、その先の記述も疑いたくなります。順位の増減より、この信頼の目減りのほうが実害が大きいと感じます。

リンク切れ対策の目的は、順位を上げることではありません。使い勝手と情報の鮮度、そして内部リンク構造を保つことです。WordPressのSEO対策全体の位置づけは、以下の記事で整理しています。

初心者必見!WordPressのSEO対策15選を徹底解説。プロに頼む場合の費用相場も

チェックツールで検出できない「soft 404」に注意

やや厄介なケースがあります。soft 404。

これは、内容が「ページがありません」なのに、ステータスコードは200を返す状態を指します。Googleのドキュメントにも記載があります。コンテンツがエラーや空のページを示している場合、Search Consoleが soft 404 として報告する、という説明です。

問題は検出方法です。リンク切れチェックツールはステータスコードを見て判定します。200が返ってくるなら、ツールは「正常」と判断します。

つまり後述する外部ツールやプラグインでは、soft 404 は見つかりません。ここを拾えるのはSearch Consoleだけです。

リンク切れをチェックする5つの方法

チェック方法は5系統に整理できます。どれか1つで完結はしません。役割が違うため、2〜3種類を組み合わせるのが実務的です。

方法1|Google Search Console

Search Consoleの「ページ」レポートを開いてください。「見つかりませんでした(404)」の項目に、自サイト内の404が一覧で出ます。

最大の利点は、Googleが実際にどう認識しているかがわかる点です。soft 404 を報告してくれるのもここだけです。無料で、追加のツールも不要です。

弱点は対象範囲です。確認できるのは自サイトのURLだけです。記事から貼った外部リンクの切れは対象外です。

方法2|無料のオンラインツール

URLを入力するだけでサイト全体をクロールしてくれるWebサービスです。インストールが不要なので、まず試すならここからです。

ツール 特徴
Dead Link Checker 日本語表示に対応。URLを入れてチェックするだけ。サイト単位の一括チェック向き
ラッコキーワード リンク切れチェッカー 複数URLの貼り付けとXMLサイトマップの読み込みに対応。CSV出力あり
W3C Link Checker Web標準化団体W3Cが提供。1ページ単位の精査に向く

XMLサイトマップを読み込ませる方式は効率が良いので覚えておいてください。サイトマップの自動生成については以下で解説しています。

WordPressでサイトマップを自動生成する方法

方法3|Chrome拡張機能

表示中の1ページだけを即座にチェックする用途です。Chromeウェブストアで「リンク切れ チェック」などと検索すると、該当する拡張機能が複数見つかります。

ただし、入れる前に確認してほしいことがあります。この種の拡張機能は閲覧中のページの内容を読み取る権限を要求します。仕組み上どうしても必要な権限ですが、その分だけ提供元の信頼性が重要になります。ストアの詳細ページで次の3点を確認してください。

確認する項目 見るべきポイント
提供元 法人名や公式サイトが明記されているか。フリーメールアドレスしか公開していないものは避ける
ユーザー数・評価件数 母数が小さいと評価の平均点は当てにならない。数万ユーザー規模が一つの目安
最終更新日 数年更新が止まっているものは避ける

判断基準の一例として挙げると、Check My Linksは提供元が法人として明記されており、ユーザー数も約9万、更新も継続しています(2026年8月時点)。同じ観点で他の候補と比べてみてください。

なお拡張機能は開発者や運営元が入れ替わることがあります。導入したら入れっぱなしにせず、使わなくなったものは削除しておくのが安全です。

サイト全体の棚卸しには向きません。一方で、記事を公開する直前の確認には最適です。筆者は外部リンクを多く貼った記事だけ、公開前にこの方法で見ています。

方法4|WordPressプラグイン

WordPressサイトなら、プラグインで定期チェックを自動化できます。他の4つと決定的に違うのは、こちらが何もしなくても検出が走り続ける点です。

代表的なのがBroken Link Checkerです。設定と運用のポイントは次の章でまとめて解説します。

方法5|SEOツール・デスクトップクローラー

有料ツールを使うと、内部リンクと外部発リンクを分けて把握できます。

Ahrefsの場合、外部への発リンクはSite Explorerで調べます。左メニューの「発リンク(Outgoing links)」から「リンク切れ(Broken links)」を開くと、切れたリンクを含むページの一覧が出ます(Ahrefs公式ヘルプ)。

内部リンクの404は、Site ExplorerではなくSite Auditを使います。クロール完了後に「内部ページ(Internal pages)」から「4XXページ」を開き、各ページの被リンク数(No. of inlinks)をクリックすると、そのページにリンクしている記事がわかります。「発リンク(Outgoing links)」の「リンク切れページへのリンクを含むページ」レポートからも同じことを確認できます(Ahrefs公式ヘルプ)。

Screaming Frog SEO Spiderはパソコンにインストールして使うクローラーです。無料版は500URLまで対応します。数千ページ規模の全数調査に向きます。

10万ページを超える規模なら、選択肢は変わります。大規模サイト向けのエンタープライズクロールツールが候補です。アクセスログや解析データと連携して、クロール頻度で絞り込むといった分析ができます。

どの方法を選べばいいか

サイト規模とチェック対象で選び分けてください。目安を表にまとめます。

方法 向くサイト規模 チェック対象 自動監視
Search Console すべて 自サイトのURLのみ(soft 404も) —
無料オンラインツール 〜数千ページ 内部・外部リンク なし
Chrome拡張機能 1ページ単位 表示中のページ内リンク なし
WordPressプラグイン 〜数万ページ 内部・外部・画像・埋め込み動画 あり
SEOツール・クローラー 数千ページ以上 内部・外部を分離して取得 ツールにより可

WordPressなら、Search Consoleとプラグインの2本立てが基本形です。プラグインで日々の検出を回し、soft 404 をSearch Consoleで拾います。

WordPressのリンク切れを自動監視する|Broken Link Checkerの設定

ここからはWordPress特有の話です。Broken Link Checkerは自動でリンク切れを検出します。管理画面とメールで通知が届きます。

インストール時に1つ注意点があります。プラグイン検索で「Broken Link Checker」と入力してください。すると、同じ名前のプラグインが複数表示されます。本記事で扱うのはWPMU DEV製のBroken Link Checkerです。クリップの形のアイコンが目印です。

有効化すると「設定」メニューに「リンクチェッカー」が追加されます。

クラウドスキャンとローカルスキャンの違い

現行版はスキャン方式を2つ選べます。ここは検出できる範囲に直結するので、最初に決めてください。

方式 仕組み 公式の説明
クラウド 外部サーバーでスキャンする 「20倍高速なスキャンをサーバー負荷ゼロで」
ローカル 自分のサーバー上で動く 「外部接続なしでサーバー上で直接実行」

違いは速さだけではありません。スキャンする対象そのものが違います。ローカルはWordPressのデータベースを見ます。クラウドはWPMU DEVのサーバーからサイトのフロントエンド、つまり公開されているページをクロールします。この点はWPMU DEVのサポート担当者が公式フォーラムで説明しています。

数え方そのものが違うため、検出件数を並べても優劣は決まりません。どちらを選ぶかは目的で判断してください。

方式 向くケース 注意点
クラウド 公開済みのサイト全体を速く検査したい。共用サーバーに負荷をかけたくない WPMU DEVアカウントの作成とサイト接続が必要。スキャンは外部のサーバーから実行される。下書き・予約投稿・会員限定ページなど、公開されていないコンテンツは対象外
ローカル 外部のサービスにサイトの情報を渡したくない。下書きや会員限定ページも含めて検査したい 自分のサーバーからすべてのリンクを叩くため負荷がかかる。「対象リソース使用率」と「サーバー負荷の制限」の設定が必須

受託案件や社内規程で外部サービスへの送信に制約がある場合、選択肢はローカルだけになります。逆に、公開ページを速く一巡させたいならクラウドが有利です。

なお「このプラグインはサーバーが重くなる」という話は以前からあります。これは、すべてのリンクを自分のサーバーから叩きに行くローカル方式の性質です。クラウドを選べば前提が変わります。

ローカルを使うなら、高度な設定を開いてください。「対象リソース使用率」と「サーバー負荷の制限」を必ず設定します。ここを空にしたまま運用すると負荷が読めなくなります。

最低限設定すべき3項目

設定画面は項目が多いのですが、初期設定のままでも動きます。優先して確認するのは次の3つです。

項目 場所 初期値と調整の考え方
各リンクをチェック 一般 72時間ごと。約3日に1回。もっと早く知りたいなら短くする
メールで通知 一般 有効にする。通知先が空欄なら「設定」→「一般」のアドレスが使われる
チェックするリンクの種類 チェックするリンクの種類 HTMLリンク・HTML画像・埋め込み動画。使っているものにチェックを入れる

メール通知は必ず有効にしてください。管理画面のダッシュボードにも件数が表示されますが、毎日ログインしない運用では気づけません。放置しがちなサイトほど通知が効きます。

もう1つ、一般タブの「検索エンジンにリンクエラーを辿らせない」も有効にしてください。無駄なクロールを防げます。

カスタム投稿タイプは初期設定ではチェックされない

ここがもっとも見落とされる落とし穴。「含まれるリンクを探す」の初期設定では、対象が投稿・固定ページ・コメントのみになっています。

カスタム投稿タイプを使っている場合、そこに書いた記事は一切スキャンされません。設定画面を開いて、対象のカスタム投稿タイプに個別にチェックを入れる必要があります。

このwp.geekも同じ構成です。基礎知識・セキュリティ・テーマ・プラグイン・カスタマイズをすべてカスタム投稿タイプで運用しています。初期設定のままなら、記事本体が丸ごと対象外という状態でした。「導入したのに検出されない」と感じたら、まずここを確認してください。

投稿ステータスの指定も同様です。初期設定は公開済みのみです。予約投稿や下書きも含めたい場合は追加してください。WooCommerceを使っているなら「商品」へのチェックも必要です。なお、この設定が効くのはローカルスキャンの場合です。クラウドスキャンは公開ページをクロールする方式のため、下書きや予約投稿は検査できません。

なお「除外するリスト」に単語を登録すると、該当するリンクを追跡対象から外せます。意図的に404のままにしているURLがある場合に使ってください。

検出されたリンクエラーへの5つの対応

「ツール」→「リンクエラー」の一覧では、各リンクに対して5つの操作ができます。

操作 使う場面
URLを編集 正しいURLがわかっている。一覧から直接書き換えられる
リンク解除 代わりのリンク先がない。リンクを外して打ち消し線付きのテキストにする
リンクエラーではない 実際には切れていない。誤検知を解除する
無視 上のどれにも当てはまらない。エラー状態のまま「無視」タブへ退避する
再確認 もう一度チェックさせる

1点だけ注意があります。一覧のリンクにカーソルを合わせると操作メニューが出ますが、そこには記事側の操作も並びます。「ゴミ箱」を選ぶと記事ごと削除されます。リンクを消したいだけなら「編集」から進んでください。

打ち消し線のスタイルはCSSで変更できます。リンク解除した箇所の見た目も個別に指定できます。

チェックツールでは見つからないリンク切れ

ここは上位の解説記事でほとんど触れられていない部分です。ツールを入れて安心する前に、限界を知っておいてください。

アフィリエイトリンクの提携終了は検出できない

もっとも損失が大きいのが、このアフィリエイトリンク。切れていても、多くの場合検出できません。

理由は返ってくるステータスにあります。A8.netなどのASPは、案件が終了しても404を返しません。自社が運営する商品紹介ページへリダイレクトします。

リダイレクト先は正常に表示されます。エラーページを検出する仕組みのプラグインでは、これは異常として扱われません。読者から見ればリンクは死んでいますが、ツールは何も報告しません。

対処は手動です。ASPから届く「プログラム終了のお知らせ」メールを確認してください。ASPの管理画面では掲載期間を終了日が近い順に並べ替えられます。自分の記事に貼っている案件が含まれていないか、一覧で確認します。

403 Forbiddenはリンク切れではない

チェック結果に403 Forbiddenが並ぶことがあります。これはリンク自体は生きていて、ツール側が読み取れなかっただけです。

動画共有サイトのURLなどでよく起きます。修正の必要はありません。「リンクエラーではない」で処理してください。

タイムアウトによる誤検知

Broken Link Checkerの高度な設定には、タイムアウトの項目があります。初期値は30秒です。読み込みに30秒以上かかったURLは、リンクエラーとして処理されます。

つまり、一時的に重くなったページや、アクセスが集中していたページが誤検知されます。相手のサーバーが遅いだけで、リンクは切れていません。

「再確認」をかけても再びエラーになることが多い、という報告もあります。自分でURLを開いて表示されるなら、「リンクエラーではない」で消してしまうのが実務的です。

soft 404はステータス200を返す

前述のとおり、soft 404 はステータス200です。どのチェックツールでも「正常」と判定されます。

拾えるのはSearch Consoleだけです。プラグインを入れていても、Search Consoleのレポートを見る習慣は必要です。

リンク切れを見つけたあとの対処法

検出したら、リンクの種類に応じて対応を決めます。判断は3つに分かれます。

正しいURLに修正する

記述ミスや、リンク先の移転先がわかっている場合はこれで解決します。移転先を探すときは、リンク先サイト内で同じテーマのページを探してください。

移転先が見つからない場合、そのリンクが本当に必要かを考えます。根拠として示していたのなら、別の出典を探すほうが記事の価値は上がります。

代替リンクがなければリンクを外す

引用元のページが完全に消えているケースもあります。この場合はリンクを外し、テキストだけ残してください。

Broken Link Checkerの「リンク解除」を使えば一覧から処理できます。記事を開いて編集する手間が省けます。

自サイト内のページが原因なら301リダイレクトで対応する

自サイトのURLを変更したことが原因なら、旧URLから新URLへ301リダイレクトを設定します。外部から貼られた被リンクも救えます。

WordPressでは、プラグインを使う方法と使わない方法があります。手順は以下の記事で詳しく解説しています。

WordPressのリダイレクト設定方法を解説!プラグインあり・無し

なお、404ページ自体を整えておくことも効果があります。ただし、凝ったデザインは不要です。検索窓と人気記事、トップページへの導線があれば十分です。行き止まりを分岐点に変えるのが目的だからです。

リンク切れチェックの運用設計|頻度とタイミング

ツールを選んだら、次は運用に落とします。ここを決めないと、導入しただけで終わります。

頻度は月1回が目安

外部リンクの切れはこちらの努力とは無関係に発生します。リンク先の移転も、サービスの終了も、こちらには通知されません。だからこそ、定期的な棚卸しが必要です。

順位に対する効果は大きくありません。それでも工数は小さく、読者の体験には直結します。優先度は低くても、やめる理由はない作業です。

月初にアフィリエイト・外部リンクを確認する

タイミングにはコツがあります。アフィリエイト案件の終了は月末に集中します。そのため終了通知は月初に届きやすくなります。

チェックを月初にそろえると、通知の確認とリンクの差し替えを1回でまとめられます。プラグインの自動検出とは別に、この手動確認を月初の作業として組んでください。

URL設計で予防する

自サイト起因のリンク切れは設計で減らせます。パーマリンクは運用開始時に決め、その後は変えないのが原則です。

記事タイトルを日本語スラッグにしていると、後から変更したくなります。最初に方針を固めておけば、この作業自体が発生しません。

パーマリンクとは?WordPressのベストプラクティス・変更手順を解説!

月1回の点検項目に加えるなら、サイトヘルスの確認もあわせて済ませると効率的です。

WordPressのサイトヘルススコアは信用できる?セキュリティ実務で注目すべき指標とは

リンク切れチェックに関するよくある質問

検索で多く見られる疑問に回答します。

リンク切れの確認方法は?

サイト全体を調べるならオンラインツールかプラグインを使います。自サイトのURLだけならSearch Consoleの「ページ」レポートで確認できます。1ページだけならChrome拡張機能が最速です(拡張機能の選び方は「方法3」で解説しています)。

リンク切れをチェックできる無料ソフトはありますか?

あります。Dead Link Checkerやラッコキーワードのリンクチェッカーはブラウザだけで使えます。インストール形式ならScreaming Frog SEO Spiderの無料版です。500URLまで調べられます。

Chromeでリンク切れをチェックするには?

Chromeウェブストアの拡張機能を使います。インストール後、対象のページを開いて実行すると、ページ内のリンクの状態を一覧で確認できます。執筆直後の確認に向いています。

どれを入れるかは慎重に選んでください。この種の拡張機能はページの内容を読み取る権限を要求します。提供元・ユーザー数・最終更新日の3点を確認してから導入してください。詳しくは本文の「方法3」で解説しています。

画像や埋め込み動画のリンク切れもチェックできますか?

Broken Link Checkerなら可能です。「チェックするリンクの種類」でHTML画像や埋め込み動画にチェックを入れてください。動画が削除・非公開になった場合も検出できます。

ただし埋め込み動画については条件があります。設定でチェックを入れるだけでは動作しません。一般タブにYouTube APIキーを登録する必要があります。ここを見落として「動画のリンク切れが出ない」と悩むケースが多い部分です。

他サイトから自分のサイトへのリンクが切れている場合は?

まずSearch Consoleの「ページ」レポートを開きます。自サイトのどのURLが404になっているかを確認してください。原因が自分のURL変更なら、旧URLから新URLへ301リダイレクトを設定してください。

相手側の記述ミスが原因のこともあります。この場合も、そのURLに対して301リダイレクトを設定すれば流入を受け取れます。相手に連絡して直してもらう必要はありません。

まとめ

Googleは404エラーそのものがランキングに影響しないと明言しています。それでも対処すべき理由は、インデックスからの削除と、リンク元の体験・内部リンク構造の維持にあります。

WordPressなら、プラグインでの自動監視とSearch Consoleの併用が基本形です。導入時はスキャン方式をクラウドとローカルのどちらにするか目的に応じて決め、カスタム投稿タイプを対象に追加してください。

そしてアフィリエイトリンクの提携終了と soft 404 は、ツールでは検出できません。月初に手動で確認する時間を確保してください。順位のためではなく、読者の体験と情報の鮮度を守るための作業です。

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