プラグイン 2026.01.16

【目的別】プロが選ぶ2026年のおすすめWordPressプラグイン10選

この記事を書いた人

土井 純也

WordPressスペシャリスト・エンジニア/株式会社デジタルアイデンティティ Tech Div.マネージャー

WordPress専門サービス「wp.make」を立ち上げ、事業責任者として200社以上の大手上場企業のWordPressサイトの制作、保守・セキュリティをサポート。2022年にエンジニアを統括するTechnology Div.を創設。

【 展開しているサービス一覧 】
■WordPress開発サービス「wp.make
■WordPress保守/運用サービス「wp.support
■WordPressハッキング/緊急復旧対応サービス「wp.rescue
■WordPressバージョンアップ代行サービス「wp.versionup

WordPressはプラグインを使うことで機能を拡張し、利便性を高められます。しかし中には、「使えるプラグインが多すぎてどれを選べば良いか迷う」という方もいるでしょう。

そこでこの記事では、WordPressのプロが選ぶ2025年のおすすめプラグインを

  • SEO対策
  • バックアップ
  • セキュリティ対策
  • 開発
  • サイト高速化

の5つの目的別にご紹介します。

別の記事では必須級のプラグインもご紹介しているので、あわせて参考にしてください。

【最新】おすすめのWordPressプラグインは?プロが選ぶ目的別16選を紹介

WordPressのプラグインとは?

WordPressのプラグインとは、Webサイトに新しい機能を追加するための拡張プログラムです。フォーム作成やSEO対策、セキュリティ強化、サイト高速化などを、コードを書かず簡単に実装できます。プラグインは公式だけでも数万種類が公開されており、用途や目的に応じて選択・導入することが可能です。

WordPressにプラグインを導入するメリットは以下の通りです。

  • 専門知識がなくても機能を追加できる
  • 開発コストや作業時間を削減できる
  • サイトの運用・管理を効率化できる

プラグインは、適切に導入すれば集客力や表示速度、セキュリティの向上につながります。一方で、入れすぎると不具合や速度低下の原因になるため、目的に合った選定が重要です。

2026年のおすすめWordPressプラグイン10選まとめ

はじめに、本記事でご紹介する10のプラグインを表形式でまとめました。次章からは、各プラグインの特長やおすすめの理由を、より掘り下げて解説していきます。

まずは以下の表をご覧いただき、興味のあるプラグインがございましたら、ぜひ詳細にも目を通してみてください。

用途 名称 特長
SEO対策 Rank Math SEO コンテンツ作成時にリアルタイムで SEO 分析ができる
40種類以上のAI搭載ツールを揃えた「Content AI」機能が備わっている(有料版)
Slim SEO インストールするだけで、基本的なSEOの機能が自動生成される
軽くてサイトパフォーマンスへの影響が少ない
バックアップ WPvivid バックアップ・復元・移行をまとめて行える
ステージング環境をワンクリックで簡単に作成できる
BackWPup データベースや画像ファイル、プラグイン一覧までを一括でバックアップ可能
管理画面からワンクリックで操作できる
セキュリティ対策 Solid Security 不正アクセス対策機能が充実
生体認証ログインをサポート(有料版)
Patchstack 既知の脆弱性情報を自動で検出
脆弱性の修正前に仮想パッチで保護
開発 WPCode カスタムコードスニペットを安全かつ効率的に追加・管理できる
エラーコードだけを自動無効化する機能あり
Query Monitor データベースクエリ、PHPエラー、HTTPリクエスト、フックやアクションなどを可視化できる
特定ページのパフォーマンス情報をすぐに確認できる
サイト高速化 Performance Lab 画像最適化、レスポンシブ画像、優先読み込みなどのパフォーマンス改善モジュールを個別に有効化できる
Google推奨の最新技術を先行体験できる
WP Fastest Cache ブラウザキャッシュやHTML/CSS/JS圧縮などキャッシュ機能が充実
基本的なキャッシュ運用を直感的に行える

SEO対策におすすめのWordPressプラグイン

SEO対策は、検索エンジンからの流入を増やすために欠かせません。適切なSEO対策を行うことで、検索順位の向上や安定したアクセス獲得が期待できます。

SEO対策系のWordPressプラグインを導入すると、タイトルタグやメタディスクリプションの設定、XMLサイトマップの自動生成、インデックス状況の管理などを一元化できます。専門知識がなくても、検索エンジンに評価されやすいサイト構造を整えられるのが大きなメリットです。

現状で定番とされている総合的なSEOプラグインには、「Yoast SEO」や「All in One SEO pack」などがありますが、今回はあえてそれらを除外して、2026年時点でのSEO対策におすすめのWordPressプラグインとして、以下の二つをご紹介します。

  • Rank Math SEO
  • Slim SEO

Rank Math SEO:AIを活用したSEO対策ができる

Rank Math SEO
コンテンツ作成時にリアルタイムで SEO 分析をして、タイトルや見出し、キーワード密度、メタデータなどをチェックできるプラグインです。機能・軽さともにトップクラスであり、2026年現在、もっとも勢いのあるSEOツールです。

またAIに注目が集まる現代において、40種類以上のAI搭載ツールを揃えた「Content AI」機能が備わっている点もRank Math SEOがおすすめされる理由の一つです。

Content AIは、ターゲットユーザーに合わせてカスタマイズされたコンテンツの提案を、AIがしてくれる有料プランの機能です。狙ったキーワードで上位表示するために「どのような単語を、あと何回使うべきか」を具体的に指示してくれるなど、コンテンツ作成の質を高める機能が充実しています。

Rank Math SEO 公式サイトはこちら

Slim SEO:設定不要&超軽量なSEO対策プラグイン

Slim SEO
「設定画面がない」ことを売りにしている、超軽量なSEO対策のプラグインです。インストールするだけで以下のような基本的なSEO機能を自動生成してくれます。

  • メタタグ
  • XMLサイトマップ
  • 構造化データ
  • パンくずリスト など

設定不要で運用の負担が少ない点とは別に、高速でサイトパフォーマンスに影響しにくい点もおすすめされる理由です。設定の煩わしさを回避したい方はもちろん、プラグインが重くてサイトの評価が下がることを防ぎたいプロも、Slim SEOを選び始めています。

Slim SEO 公式サイトはこちら

バックアップにおすすめのWordPressプラグイン

バックアップは、トラブル発生時にWebサイトを復旧するための保険です。サーバー障害や操作ミス、マルウェア感染など、予期せぬ事態はいつでも起こり得ます。バックアップ用プラグインを使えば、データベースやファイルを自動で定期保存できます。復元作業も簡単で、万一の際に被害を最小限に抑えられる点が大きな利点です。

本章ではバックアップにおすすめのWordPressプラグインとして、以下の二つをご紹介します。

  • WPvivid
  • BackWPup

WPvivid:バックアップ・復元・移行にオールインワンで対応

WPvivid
バックアップ・復元・移行をまとめて行えるプラグインです。スケジュールバックアップや外部ストレージ(Dropbox、Google Driveなど)への保存に対応し、サイト移行も直感的な操作でできます。

また、ステージング環境をワンクリックで簡単に作成できる機能は、「本番環境をいじるのは不安なので、テスト環境で試してから」というフローを個人で簡単にとれるため、2025年に注目を集めました。

ロールバック機能、増分バックアップなど、上位プランで使える機能も充実しています。

WPvivid 公式サイトはこちら

BackWPup:データベースやプラグインまで丸ごとバックアップ

BackWPup
WordPressの多彩なデータを丸ごとバックアップできるプラグインです。サイト全体はもちろん、データベースや画像ファイル、プラグイン一覧までを一括でバックアップすることができます。このバックアップ対象の広さがおすすめの理由です。保存先にはDropbox・Amazon S3・Google Drive・FTPなどが対応しています。

直感的に操作できる点もポイントです。万が一トラブルが起こっても迅速に復旧することができます。管理画面からワンクリックで操作できるため初心者でも導入しやすく、安全対策の基本として必須級と言えるでしょう。定期的なバックアップでデータ喪失リスクを減らし、安心してサイト運営ができます。

BackWPup 公式サイトはこちら

BackWPupの使い方・設定方法まとめ

セキュリティ対策におすすめのWordPressプラグイン

WordPressは利用者が多いため、不正アクセスや改ざんの対象になりやすいCMSです。十分なセキュリティ対策を行わないと、情報漏えいやサイト停止のリスクが高まります。セキュリティ系プラグインを導入すれば、ログイン制限やファイアウォール設定、マルウェア検知などを自動化できます。常時監視により、安全なサイト運営を支えます。

セキュリティ対策もSEOと同様、現時点での定番プラグインとしては「Jetpack」や「Wordfence」といった有名プラグインがありますが、これら以外の選択肢をお探しの方に向けて、2026年に注目されているセキュリティ対策におすすめのWordPressプラグインとして、以下の二つをご紹介します。

  • Solid Security
  • Patchstack

Solid Security:有料版でパスワードレスログインのサポートが可能

Solid Security
WordPressのログイン保護や脆弱性スキャンなど、サイト全般のセキュリティ強化を支援するプラグインです。ブルートフォース対策、ログイン制限、2FA(2段階認証)など不正アクセス対策機能が充実しており、標準機能だけでも基本的な保護ができます。

有料プランのPro版において、最新の認証技術「パスキー(Passkeys)」への対応が早い点が、2025年にSolid Securityをおすすめする理由です。

パスワード管理が限界を迎える中、Touch IDやFace IDで管理画面にログインできる機能は、セキュリティと利便性の両立として標準になりつつあります。Solid Security Proで生体認証ログインをサポートすることで、より安心したサイト運営が叶います。

Solid Security 公式サイトはこちら

Patchstack:脆弱性を自動検出

Patchstack
Patchstackは、WordPressコア・プラグイン・テーマの脆弱性を検出し、リアルタイムで通知・保護を行うセキュリティプラグインです。既知の脆弱性情報を自動で検出し、問題が見つかった場合は管理画面やメール通知で警告します。

最新の脆弱性情報を常時チェックできる点が強く、汎用的なリスクを軽減できることから、セキュリティ業界でも高く評価されているプラグインとなっています。脆弱性が発見された場合は、修正前に仮想パッチで保護します。脆弱性一覧を確認しつつ、自動更新やパッチ適用の管理ができるところも便利です。

Patchstack 公式サイトはこちら

開発時におすすめのWordPressプラグイン

開発面では、作業効率と品質の両立が重要です。初期構築や機能追加をすべて手作業で行うと、時間やコストがかかります。開発支援プラグインを活用すれば、カスタムフィールドの作成やデバッグ、コード管理を効率化できます。実装スピードが上がり、保守性の高いWebサイトを構築しやすくなります。

本章では開発におすすめのWordPressプラグインとして、以下の二つをご紹介します。

  • WPCode
  • Query Monitor

WPCode:カスタムコードスニペットを安全に追加・管理できる

WPCode
WordPressサイトにカスタムコードスニペットを安全かつ効率的に追加・管理するためのプラグインです。functions.phpを直接触ることなく、PHP、JS、CSS、HTMLのコードを安全に挿入できるほか、ヘッダーやフッター、特定ページへの条件付き挿入などにも対応しています。

初心者向けに用意されたライブラリには100以上のスニペットが収録されています。多くの機能をプラグイン化せずに実装できるため、サイト全体のプラグイン数を減らしてパフォーマンスを向上させることが可能です。

また、誤ったコードが原因でWebサイトが壊れるリスクも軽減されます。万が一コードにエラーがあった場合、該当のコードだけを自動無効化してくれる機能が備わっていることから、カスタマイズ性を高めつつ保守性を維持したいサイト運営者や開発者におすすめです。

WPCode 公式サイトはこちら

Query Monitor:サイトが重い原因やPHPエラーを容易に特定

Query Monitor
WordPressサイトのデバッグとパフォーマンス解析を行えるプラグインです。データベースクエリ、PHPエラー、HTTPリクエスト、フックやアクションなどの内部動作が可視化され、問題の所在を詳細に分析できます。管理バーを使った即時表示に対応しており、特定ページのパフォーマンス情報をすぐに確認できる点が便利です。

開発中やパフォーマンス改善時のトラブルシューティングだけでなく、遅いクエリや非効率な処理の発見にも役立ちます。「なぜかサイトが重い」「PHPエラーが出ている気がする」などのケースで、容易に原因究明できる点が評価されています。

Query Monitor 公式サイトはこちら

サイト高速化におすすめのWordPressプラグイン

表示速度は、SEO評価やユーザー満足度に直結します。読み込みが遅いサイトは、離脱率の上昇や検索順位低下を招きます。高速化プラグインを導入することで、キャッシュ生成や画像最適化、不要なスクリプトの制御が可能です。結果として、表示速度が改善され、快適な閲覧体験と評価向上につながります。

本章ではサイト高速化におすすめのWordPressプラグインとして、以下の二つをご紹介します。

  • Performance Lab
  • WP Fastest Cache

Performance Lab:パフォーマンス改善用の新機能を先行体験できる

Performance Lab
Performance Labは、WordPressの公式チームが開発する機能を一括で提供する実験的プラグインです。将来的にWordPress本体へ実装される予定の各種パフォーマンスを改善するモジュール(画像最適化、レスポンシブ画像、優先読み込みなど)を単体で有効化し、先行体験できます。

テスト用プラグインであるため、本番サイトで使う際は慎重な検証が必要になりますが、画像の次世代フォーマット「AVIF」への自動変換や、重たい処理の最適化など、Googleが推奨する最新技術をいち早く取り入れられるのは大きな強みと言えるでしょう。

Performance Lab 公式サイトはこちら

WordPress公式プラグイン「Performance Lab」とは?主な機能や使い方を解説

WP Fastest Cache:豊富なキャッシュ機能でサイトを高速化

WP Fastest Cache
ブラウザキャッシュやHTML/CSS/JS圧縮など、豊富なキャッシュ機能でWordPressサイトを高速化するプラグインです。ページ速度を容易に改善でき、ユーザー体験の向上を叶えます。キャッシュのプリロードやモバイル・ログインユーザー向けキャッシュ制御など細かな設定が可能で、Google PageSpeedや Core Web Vitalsのスコア向上にも寄与します。

設定が比較的簡単で導入しやすく、初心者でも基本的なキャッシュ運用を直感的に行える点がポイントです。

注意点として、過去に脆弱性レポートが出たことがあるため、常に最新バージョンに更新するようにしましょう。

WP Fastest Cache 公式サイトはこちら

WordPressプラグインの導入ステップ

WordPressのプラグインは簡単に導入することができます。以下でそのステップを解説します。

1.プラグインを検索

WordPressのプラグインは管理画面から直接検索することができます

すでに公式サイトをご覧になっている場合や、公式サイトをチェックしてからインストールしたい場合は、公式サイトを検索してそこからインストールすることも可能です。

2.インストール

管理画面で検索すると、「今すぐインストール」のボタンがあるのでクリックします。
管理画面で検索すると、「今すぐインストール」のボタンがあるのでクリック

公式サイトからインストールする場合は、各サイトの案内に従ってください。

3.有効化

インストールが完了したら有効化します。これでプラグインが使えるようになります。
インストールが完了したら有効化ボタンクリックで使用可能になる

まとめ

WordPressは、プラグインを活用することでSEO対策、バックアップ、セキュリティ対策、開発効率化、サイト高速化と幅広く対応できます。一方で、目的に合わないものを導入しすぎると、表示速度の低下や不具合の原因になるため、用途に合ったものを厳選して取り入れることが大切です。

試してみて「合わない」と感じたプラグインは削除しながら、サイトの目的・運用体制に合ったものを取捨選択していきましょう。

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